海外FXゼロカットとは?ゼロカットの仕組み・メリットデメリットを徹底解説

海外FXのメリットの1つにゼロカットがあります。ゼロカットとはロスカットのシステムのことで、どんなに残高がマイナスになったとしても、残高はゼロで相殺されることを意味しています。

ゼロカットは国内FXにはない海外FX特有のシステムです。

海外FXでは、ほとんどの海外FX業者がゼロカットを採用しています。ゼロカットが採用されているおかげで、ハイレバレッジでリスクが高い取引でも、負債を抱える心配がないのです。

今回は、海外FXのゼロカットの仕組みや、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。どうぞ、この機会に読んでおいて下さいね。

海外FXのゼロカットとは?

海外FXの情報見てると、よくゼロカットと出てくるけど、どういう意味なの?

ゼロカットとは、海外FXのロスカットのシステムのことをいいます。残高がどんなにマイナスになってもゼロで相殺される仕組みになっています。

海外FXのゼロカットとは

ゼロカットとは、急激な為替変動にて万が一、残高がマイナスになったとしてもゼロで相殺されるシステムのことをいいます。

海外FX特有の保護システムで、マイナス分の金額は海外FX業者が補填する仕組みになっています。

参照:GEMFOREX 追証なしのゼロカットとは

ロスカットの仕組み

ここで、そもそもロスカットとは何なのかを改めて確認しておきましょう。

ロスカットとは、含み損が一定以上に拡大すると自動的に決済するFXのシステムのことです。

レバレッジをかける取引では、ともすると資金以上の損失額が出る可能性があります。もし、残高がマイナスになれば投資家はFX業者に借金を抱えることになりますよね。FX業者の方も、マイナス分が回収できないなどのリスクを抱えることになります。

FX業者と投資家の双方を保護する意味で、レバレッジをかける取引では国を問わず、ロスカットが行われるのが常識となっています。(日本では、ロスカットが義務づけられています)

ロスカットになる基準

ロスカットになる基準は、FX業者ごとに異なります。

  • 海外FX → 証拠金維持率20%が主流
  • 国内FX → 証拠金維持率100%が主流

参照:AXIORY ロスカットとゼロカット

ゼロカットの仕組み

マイナス分を補填すると海外FX業者の損になるよね。なぜ海外FXではゼロカットが主流なの?

それは、海外FXのハイレバレッジ取引に魅力を感じてほしいからなのです。

なぜ海外FXではゼロカットなのか

国内FXから海外FXへと移行する最大の理由は、「ハイレバレッジとゼロカット」です。

ご存知の方も多いように、ハイレバレッジでは小さな値動きでも、大きな損失が出るリスクがあります。もし、ロスカットが間に合わないとすれば、多くの投資家が借金を負うことになります。

借金の可能性があるとすれば、恐ろしくてハイレバレッジには手が出ませんよね。

そこで、海外FX業者は「ハイレバレッジ」にプラス「ゼロカット保証」をつけて、ハイレバレッジの魅力を強調しているのです。

集客・顧客維持の効果の方が高い

あまりにもマイナスの補填額が増えすぎてしまうと、海外FX業者は破綻してしまいます。しかし、残高がマイナスになるのはそう頻繁に起きることではありません。

海外FX業者はスプレッドやスワップでしっかり稼いでいて、ゼロカットの負担額よりも、ゼロカットによる集客・顧客維持、トレード促進の効果の方が高いとのことです。

※海外FXのメリット・デメリットを抑えておきたい方はこちらの記事をご覧下さい。

海外FXとは? 国内FXとの違いメリット・デメリット

ゼロカットになる流れ

海外FXでゼロカットになる流れは以下のとおりです。

  1. ロスカットに合った瞬間に残高がマイナス
  2. 数分~数十分後に海外FX業者がマイナス分を補填
  3. 口座残高が0になっている

ハイレバレッジでも借金を負わないので安心

というわけなのです。

国内FX ゼロカットなしのリスク

国内FXの場合、もともとロスカット基準が高めでレバレッジは25倍ですので、残高がマイナスになるリスクは海外FXよりも低めです。ロスカットがあるから大丈夫、マイナスになることはないだろう、と安心している投資家は多いと思います。

ところが、実際にはロスカットが間に合わずに、残高が大幅マイナスとなった事態が時々発生しています。

国内FX マイナス残高の事例

「金融先物取引業協会」の調査によると,

ロスカット時の未収金発生口座(マイナス残高)は、200件程度の規模が年に2、3回ほど、3000件を超える大規模な為替変動は1~3年に1回程度のペースで発生しています。

  • 2015年1月 スイスフラン・ショック 
  • 2015年8月 南アフリカラン・ドショック
  • 2016年6月 ブレグジットショック
  • 2016年11月 大統領選選挙・ショック
  • 2018年8月 トルコリラ・ショック
  • 2019年1月 ドル円暴落
  • 2019年1月 アップルショック
  • 2021年3月 トルコリラ・ショック

2019年1月3日 豪ドル円の15分チャート

2019年1月のドル円暴落時には、5分程度で4円の急落。豪ドル円やその他通貨ペアも一斉に急落しました。

約6,000件のロスカット・マイナス口座が発生しています。トータルのマイナス金額(未収金発生額)は5億8,000万円です。マイナス額に個人差はあるものの、数十万~数百万円の借金をつくった投資家も少なくないようです。

参照:金融先物取引業協会 ロスカット等未収金発生口座数

ゼロカットのメリット・デメリット

ゼロカットには他にもメリットやデメリットはあるの?

単に借金が防げるだけでなく、ゼロカットには他にもメリットがあります。もちろんデメリットもありますので見ておきましょう。

ゼロカットのメリット

  • 急激な為替変動が起きても、借金を負う心配がない
  • 口座にある資金だけが打撃を受ける
  • 思い切ってハイレバレッジがかけれる
  • 積極的にトレードに取り組める
  • ハイリスクのエントリーにもチャレンジできる
ゼロカットのここが安心!

ゼロカットが投資家の大きな安心感を与えています。ハイレバレッジの取引きでも、借金を負う心配がないため、思い切りハイレバレッジがかけれたり、積極的にトレードに取り組むことができます。

どんな場合でも残高はゼロとなりますので、借金の返済に追われることがありません。思いがけないマイナスのロスカットにて貯金を使い果たしたり、消費者金融を利用したりする投資家もいるのです。

ゼロカットのデメリット

  • ついギャンブルトレードをしてしまう
  • 油断して取引してしまう
  • リスク管理を怠ってしまう
ゼロカットのここが危険!

ゼロカットがあるゆえに安心しすぎてしまうことがゼロカットのデメリットだといえます。

借金を負う心配がないため、ハイレバレッジにてイチかバチかのギャンブルトレードに走ってしまう投資家もいるようです。油断しすぎて、ロスカット対策を怠ったりとリスク・コントロールの手を抜いてしまうこともあります。

ゼロカットは、確かに海外FXの大きなメリットではありますが、安心しすぎないように注意することが大切です。

以下の記事では、海外FXのメリット・デメリットを国内FXと比較しています。合わせて参考にして下さい。

海外FXとは? 国内FXとの違いメリット・デメリット

まとめ

FXは、よく借金を作る人もいるから注意しなければならない、といわれています。FXトレードで借金してしまうのは2つのケースがあります。

1つは、トレード資金を捻出するために借金するケースです。これは計画的にすれば、しっかりと利益を得ながら借金を返済することも可能ですよね。最悪なのが2つ目のケース、ロスカットによってできてしまった借金です。

急激な為替変動にロスカットが間に合わなかった場合は、損失を出すだけにとどまらず、借金に追われる結果となってしまうのです。しかしこのケースは国内FXの場合のみであり得るケースです。

海外FXならゼロカットにて、どんなにハイレバレッジをかけていても、ロスカットで借金を負うことはありません。油断しすぎてしまうデメリットはあるものの、やはり投資家にとってゼロカットは保険のように心強い存在なのです。

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